著作権トロール会社Righthavenがこれまでの態度を撤回しはじめた

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2010年11月18日

Paid Contentによると、著作権トローリング会社でラス・ベガスの新聞の記事からの抜粋をブログに再掲している組織や個人を訴えているRighthavenは、訴訟費用をRighthavenが払わなくてよいという条件で、Democratic Undergroundウェブサイトに対しての訴訟を取り下げると提案した。米国法のもとで、著作権訴訟については他の訴訟と比べて被告が勝訴した場合に訴訟費用の補償を求めることが容易である。

合意の一貫として、Righthavenは、記事の75%以下しかコピーしていないサイトに対しては今後訴訟を行わないと約束した。Democratic Undergroundは、50文以上からなる記事のうち5文を掲載したことで訴えられていた。Righthavenはすでに30文の記事から8文のみをコピーした不動産業者に対する訴訟で完全敗訴しており、このとき裁判官は、このコピーは「フェアユース」の範囲内であると裁定していた(pdf)。

Righthavenは、訴訟を起こすという企業戦略が利益を生むより高くつくことを恐れ始めたようである。訴訟で勝ったり和解を達成した場合でも、裁定額は5000ドル以下の場合が多く、高くつく敗訴が1つか2つあればそうした利益は全部食いつぶされ、さらに赤字が出る可能性がある。

Democratic Undergroundがこの和解提案をきっぱりと拒絶することを望んでいるのは私一人ではないだろう。くだらない著作権訴訟を自分で起こし、高価な訴訟費用を被害者に強要しておきながら、負けそうになると身を引いて被害者に費用は払わせたままにするというのはまことに馬鹿げている。Righthavenが寝床を自分で作ったのだから、そこでは自分が寝るがよい。

【訳注:関連記事として、「著作権トローリング会社Righthaven、記事を再投稿したブロガーを 相手に75,000ドルの訴訟を申し立て」があります.】

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英語 原文はアメリカ合衆国にお い て North American Publishing Companyが版権を保有している。本翻訳はNorth American Publishing Companyの許可を得て翻訳公開するものである。】

2010-11-19 10:06:03 / mabako
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[ 原文 ] http://www.teleread.com/copy-right/copyright-troll-righthaven-starts-to-backpedal/
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