著名な野党指導者に対するさらなる暗殺未遂

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2016年5月9日(月) コロンビア発ニュース

5月6日金曜日、左派政党「愛国同盟」の指導者の一人イメルダ・ダサの命が狙われた。カルタヘナで開催された会合で、イメルダ、およびセサル州の元州知事候補者が講演をしている場に複数の暗殺者が現れた。会合には、愛国同盟の党員、労働組合員、社会政治組織「愛国マーチ」の会員が参加していた。

目撃者によると、会議の場に手りゅう弾が投げ込まれ、ついで、銃撃が約10分続いたという。幸い、イメルダ・ダサは無事だった。

愛国同盟の指導者で、コロンビアを離れ30年にわたり亡命生活を余儀なくされている人物によると、この襲撃はイメルダ個人の命を狙っただけではなく、コロンビア政府とFARCの間で進められている和平交渉を破壊しようとしたものだという。

愛国同盟は、和平交渉が進められているハバナに送った公開の書簡の中で襲撃を非難し、この暗殺未遂は「平和の敵が和平交渉を妨害しようとしていることを示している」と述べている。また「軍、警察、治安部隊は、和平を支持する派閥と戦争継続を望む派閥に分断されている」ことが一層明らかになったとも述べている。

1980年代には、愛国同盟の党員4000名が殺された。これは、政治的ジェノサイドと呼ばれた。コロンビアでは、社会指導者や政治指導者に対する暴力が続いている。2016年にも、政府に反対する社会活動家や政治活動家に対する一連の暗殺事件が起きており、コロンビアにおける準軍組織の存在、そして、和平交渉に反対する極右勢力の暴力に対して大きな疑問の声があがっている。

  2016-05-17 13:28:44 / kmasuoka
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[ 原文 ] http://justiceforcolombia.org/news/article/2151/another-assassination-attempt-of-prominent-opposition-leader