マチュ・ピチュ

法律: 神戸女学院翻訳チーム

概要

マチュ・ピチュは、ペルーはもちろんのこと、南アメリカで最も有名な遺跡の1つである。しかし、約100年前までこの存在は外の世界に知られてはいなかった。1911年、アメリカ上院議員を務め、探検家としても活動しているハイラム・ビンガムは、現在では世界中で知られているこの有名なインカ帝国の遺跡を発見した。

それからちょうど1世紀近く後、1983年からユネスコの世界遺産に指定され、マチュ・ピチュは今や世界の最も有名な観光地の1つである。そしてつい最近には、新世界七不思議の1つにも選ばれた。   マチュ・ピチュへは電車で行くことができる。

それにもかかわらず、恐れ知らずな探検家たちは、あえて古代インカ時代の道路を複数日かけて進むというハイキング「インカ・トレイル」でマチュ・ピチュまで向かうという方法を好んで行う。さらには、線路の道に沿ってミニバスや徒歩でマチュ・ピチュまで向かう安価な代替方法すら存在する。

略史

マチュ・ピチュはインカ帝国がちょうど絶頂期だった1450年頃に最初建造されたと専門家たちは考えている。たった1世紀近くの間、マチュ・ピチュは住処であるとされていたが、その目的が正確に何であったのかは現在まで不明である。神聖な地理的特徴をもった場所の近くにあったことから、少なくともインカ人にとって精神的に重要だったことを示している。

多くのインカ遺跡を破壊したスペインのコンキスタドールたちは、クスコの近くという立地であったにもかかわらず、マチュ・ピチュを発見することは一切なかった。ハイラム・ビンガムが1911年にマチュ・ピチュを発見したのは、存在に気付いたほんの少数の地元人に連れてこられたからというただの偶然だった。その後の1948 年にハイラム・ビンガムは、いかにしてその遺跡を発見したのかについて書いた『失われたインカの都市』を出版した。

マチュ・ピチュ再発見により、遺跡には毎年40万人を超える観光客たちが集まるようになった。インカ遺跡の中では最も大きいわけでもなく完璧なものでもなかったが、マチュ・ピチュはその美しさと立地の良さによって、ペルーまたは南アメリカで一番人気のインカ遺跡となっていったのである。

最近になって、観光客の流入が遺跡へ環境的影響を与えるのではと懸念されるようになった。観光旅行による悪影響をある程度抑えるために、ペルー政府は遺跡に入場できる人数を制限した。

開園時間

マチュ・ピチュは、毎日午前7時から午後5時まで開園している。午後6時から午前1時までの間には、アグアスカリエンテスの代理店を通して夜間ツアーも行うことができる。

ワイナピチュ(頂上からはマチュ・ピチュに面した信じがたいほど素晴らしい眺めがある)に登りたい場合は、朝早くに起きる必要がある。なぜなら、登山道の入口にある守衛所では、午後1時までしか入山を許可していないからである。また守衛所の閉鎖時間に関係なく、1日当たりたった400人だけがワイナ・ピチュへ登ることが許されている。  

2017-01-17 13:17:21 / tkkobe
原文サイトを表示
[ 原文 ] http://www.travellerspoint.com/guide/Machu_Picchu/
Creative Commons License この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス